Vol.6 – 白井 圭 / 大好きな人事でのキャリアアップと、地元秋田にできることを探して

※内容は、2018年11月時点のものです。

できる人になる。
ゴールのないこの言葉を、ただ、ブレずに、追いかけてる。

いま

– 今のお仕事を教えてください。

11月まで通信事業会社で人材開発をやっていましたが、
転職を決めまして、12月から住宅系の会社で、引き続き人材開発に携わります。

– 転職の動機は何だったのですか?

40歳という年齢が、間近になって。
私は結婚を機にそれまで勤めていた会社を退職し、その後は派遣をやったり。
現在の会社は契約社員でした。

もっとチャレンジしたい、もっと稼げるようになりたい。
今後の収入やキャリアパスを考えて、転職を決意しました。
30〜40社くらいは受けましたね。

– 転職の際の条件は。

5年半人材開発をやってきて、とてもやりがいがあって。
引き続きこの仕事をやりたいと思いました。

勤務地は家の関係もあって都内。
収入面だと現職以上で見ていました。

– どうやって見つけたのですか?

いわゆる転職サイトも使っていたのですが
最終的にはエージェントさんのおすすめで決めました。

– 面接で聞かれたことは。

職務経歴、志望動機といった定型的な質問と泥沼経験…失敗談(笑)
失敗談はそれで終わりでなく、どう乗り越えたかが重要ですね。

– 私もそれは聞かれました。転職先の決め手は。

内定先の中から、やりたいことが出来るかを基準に選びました。
あとは、結婚しているので転勤がないこと。
夫が転勤がない人なのですが、話し合いましたね。

– 周囲の反応はいかがでしたか。

私は、夫と一部の友人にしか相談しませんでした。
夫へは、現状の安定環境より不安定になることを伝えました。
転勤がなければ、ということで、彼からは反対はなかった。
両親も「転職は売り手市場だからいいんじゃない」と。

一緒に働いてた方は、私が契約社員であることを知らない方も多くて。
契約社員だったことを打ち明けたあと、周囲からは、おめでとうと言われて。
あ、喜んでいいんだと、私の方が驚いたくらい(笑)

– 新しい道に進む時、応援してもらえるかはドキドキしますね。

これまで

– 子供時代、学生時代は。

私は本当におとなしいタイプで。いわゆるガリ勉系。
教室で本とか読んでる方(笑)

部活もほとんどやってなかったです、特に高校は特進クラスだったし。
指定校推薦は行きたかったけどダメで、一般で行きました。
最終的には志望校には行けましたよ。

私は、歴史が好きで。
高校時代から、歴史を学びたいと思った。
地元が秋田なのですが、大学から東京に来て。
史学科という学部に行き、日本古代史を学びました。
卒論も奈良から平安時代にフォーカスし、
”橘氏の変遷”というマニアックな内容で卒論書きましたよ(笑)

-就活もその路線だったのですか?

いえ、新卒で入ったのは携帯キャリアの代理店(笑)
単純に携帯・通信に興味があったのと、接客が好きで。

もちろん、歴史系も考えて教職もとっていました。
でも、物を教えるという専門職で働くイメージが湧かなかった。
あと、教職だと土着になりやすいんですよね。
やっぱり若いうちは、東京に出たいという願望があった(笑)

-東京に来てみて変わったこととか…ありますか?

えっ…もう、とにかく楽しい…(笑)
田舎ではないものも、イベントも、たくさんあって。
交友関係もどんどん広がる。

大学時代は「見聞を広める会」ってサークルに入ってて(笑)
例えば、落語を見に行ったり、渋谷でかくれんぼしたり!

バイトは、おしゃれなコーヒーショップとか、飲食系。
すごく楽しくて。接客がいいなと思ったのはそこ起因かも。

– 学生時代、すごく楽しそうですね(笑)

価値観

– 白井さんにとっての幸せは。

えっ、うーん…周りの人が幸せだと、私も幸せ。
自分のことって、自分で決められるじゃないですか。

あとは達成感がある時、幸せを感じます。
イベントがうまくいったなぁとか。
写真が趣味なのですけど、いい写真が撮れた時とか。

– あまり相談はしない方です?

いや、しますよ!
あ、でも相談相手を選びますね。日常的にはしない。人と内容を選ぶ。
その意味では何でも頼る方ではないかも。

-写真を始めた理由は?

元々、仕事で研修の写真を撮ることがあって。
一眼レフを触るようになったんですよね、そこからです。
でも上手く撮れなくって、自分でカメラ買ったんですよ!
そこからカメラ教室に通って、本格的に開始して。

あ、実は来週(11/23~25)写真展にも出すんですよ(笑)
オールドレンズ女子部っていうのに所属していて、運営に携わってます。

-仕事から趣味が!すごいですね。やりたいこと、欲しいものは?

仕事は…人材開発は引き続きやっていきたい。
プライベートでは写真を続けたいかな。

あとは地元の秋田のために、何かをしたいのです。
いつかは移住か二拠点生活をしたいと、漠然と。
理想は二拠点。東京のハブも欲しい。

欲しいもの…地元に定期的に帰るお金かなぁ(笑)
片道、新幹線で4時間、1万7千円。高いんです!
もっと移動時間とコストが削減されるといいな。
東京から盛岡までは近いのに…盛岡から秋田が遠い。

-リニアか飛行機に期待ですかねぇ(笑) 嫌いなこと、やりたくないことは。

…報われないこと。
努力量に対して、不条理に、結果がついてこないこと。
契約社員だったことで、ここは思うことは色々あった。

– 私も、新卒では一般職入社だったので、とてもわかります。

うん、これは、体験しないとわからないでしょうね(笑)

あとは、はっきりした性格なので曖昧なことが嫌い。
好き嫌いとかあるならごまかさないでもうハッキリ言って欲しい(笑)
長い会議とか、脱線する会話とか…なんだっけ、って思う。

時間って大事な物だと思う。
例えば私の場合はちゃんと睡眠時間は取りたいですし、
自分がこうしたいという、時間軸はある。

-既婚の方なので聞いてみよう(笑) 結婚とは、なんだと思いますか。

うちは子供がいないので、夫との関係値ですね。
私の挑戦を良しとしてサポートしてくれています。
最近私が休日もイベントがあって外出をすることが多いため、
夫の相手をしてないのは申し訳ないですが(笑)

結婚を決めた時の条件は…居心地。
正直、好きっていう気持ちよりは安定感が大きかったです(笑)
でもこれは人によるんじゃないかしら。
「世界で一番好きな人と結婚する」という人もいますし。

– 恋愛と結婚って、どう違います?

えー…恋愛は、活力?(笑)
ときめきであったり、女性として見られたいという気持ちの活性化。
片思いでも恋愛をしている時って楽しいですよね。情熱を注げるので(笑)

– なるほど(笑)

これから

– これからの働き方って変わると思いますか。

多様化すると思います。
リモートワークは通勤ストレスがないのが大きい。
地方は人が少ないので東京の仕事を受けられるのも本当に強い。

私も秋田に帰りたい。でも仕事がない。
でも、仕事って本当は成果主義のはずじゃないですか。
リモートで、正しく仕事が受けられるようになって欲しい。

-これからの日本。

労働人口は減っていっているし、AIも成長している。
劇的に変わるのは、もう不可避だと思う。
今はそれに向けて準備しておくべきなんじゃないでしょうか。

仕事がなくなるから諦める、文句を言う、早期退職しようではなく、
自分にできることを今から探す努力をすべきではないかしら。

人材開発をしていると40〜50代のミドル・シニア層のキャリアを聞くことも多くて。
彼らは確かに危機感を持っていて、副業している人もいますよ!
コーチングの資格を持った方とか、お坊さんがいたりとか(笑)
彼らは今後のキャリアのストーリーを描けているのではないかしら。

60代だと嘱託を選ぶ道もある。あと転職。
ただ、年齢によってもちろん可能性って下がるので…

椅子の数って、決まっている。そして後進に譲る文化がある。
年下上司が出てくる場面も出てくる。
どんな風になったとしても、自力で稼げるようになるのって
結構、大事なことだなとは思っていますね。

– 自分の老後。

うーん…ずっと働いていたい。…70歳くらいまで(笑)
でも、それまで自分の価値を発揮できるかというと難しい。
今はそれを探して育てようとしている時期。
だからこそ、転職を決めて良かったと思います。

– また転職後にお話を伺せてください。ありがとうございました。

Profile

白井 圭 / Kei Shirai
1980年生まれ。秋田県出身。

新卒で通信キャリアの代理店に入社。その後、結婚を機に退職し派遣社員へ。
数社経験後2013年から再び通信キャリアで人材開発に従事。
11月末で現職を退職、来月より別会社で人材開発を続ける。
秋田の地方創生、二拠点居住に関心あり。