Vol.51 森山正明 / 自分が好きなことで周囲も楽しませる、5足わらじの”もりもり先生”

プログラミングのコンテンツ制作企業で働きながら、ドローン、フォトグラファー、ラジオパーソナリティーなど、気になることを全て実行している、通称”もりもり先生”こと森山さん。

彼が一貫して重点を置いているのは、実は”教育”。
彼が教育に関わり始めたのは、なんと北京で、そこから本格的に携わることとなります。
5足わらじのパラレルワーカーの半生に迫ります。

人生は一度きり。

いま


– 森山さん、よろしくお願いします。様々な活動をされてらっしゃいますが、改めてお伺いしてもよろしいでしょうか?

メインではエデュケーショナル・デザインという会社で契約社員をしています。
ここはプログラミングのコンテンツを制作しています。

私は法人営業のマネジャーとして、制作したプログラミングコンテンツなどを学習塾などへの導入やアフターフォローなどを行なっています。

– そうだったんですね!面白いですね!

最近は、静岡県よりジュニア・プログラミング・コンテストというイベントを受託・運営しました。

– いいですね〜!

ハードウェアとソフトウェアに分けて賞を用意したのですが、小学生のアイデアが特に秀逸でした。
中学生以上になると「社会問題を解決しなきゃ!」と意識が高まりがちですが、小学生だとまだ「これ面白い!」で素直に出してくるので、頭の固まった大人には既成概念とかけ離れていて楽しいんです(笑)

– なるほど、興味深いですね。他にされていることはどういったものが?

他にはフォトグラファー、ドローン・パイロット、ラジオパーソナリティー、海外情勢などの勉強会など。
他にGoogle mapのローカルガイドなども。

– 人のこと言えませんが、もりだくさんですね!(笑)

そうですね。
まだ趣味の範囲ですが、一部収益化もしているような状況です。

– ライフワークが徐々に収益になるパターンですね。ラジオのパーソナリティーもされていますよね。

はい、「ゆめのたね」という局で、「もりもり先生のボーダレススペース」という番組を持っています。

– 私も出演させていただきましたが、多くの方をフィーチャーされていますよね。

そうなんです。
面白いことに挑戦されている皆様を世に出していく手助けができたらと。
また、自分がやっていることで、皆様が笑顔になるのを見るのが好きなんですよね。

– 確かに自分が好きでやっていることで周囲も幸せになったら、ものすごく幸せですね!

そう思います!
ドローンもそうで、ドローンを使っているところを見ると、関わっている人が皆笑顔になるんです。

– 素敵ですね。活動の幅を広げられるに当たっては、今までどのようなキャリアを歩まれてきたのですか?

はい、私は実は海外で学習塾を経営していたんです。

これまで


– 意外なご経歴ですね!

確かに珍しいかもしれません。
シンガポールの日本人学校に通っていた頃、日本の九州地方から視察団がやってきたのですが、その中に英進館という学習塾の経営者がいまして。

話していたら意気投合して、それではシンガポール教室(英進館では教場と呼ばれる)を作るので君が代表をやってみたらどうかという話になったのです。
詳細はこちらの記事にもございます。

– 人の心に寄り添う会話ができる、森山さんならではのビジネス獲得方法ですね。

商談をするときってビジネスセンスも必要ですが、まず本人と信頼しあえるかというのは大きいですよね。
その時にはシンガポールの日本人コミュニティの状況、ビジネスモデルなどを会話し、事業にできるのではという話に発展しました。

– はい。報酬や事業規模にフォーカスしがちですが、まず話が合うことが一番話が早いですよね(笑)

そうなんです。
そこから話が進み2013年から5年間、英進館のシンガポール教室を自分に任せていただけました。

[ 英進館 ]

– 海外経験があると視野が広がるのでいいですよね。

そう思います。
自分自身、面白いことを追いかけていたら海外にたどり着きました(笑)

それに、面白いことを追いかける人自体、他国経験がある人が多い。
母国以外で生活したことがある人と、そうでない人の価値観は結構違ってますよね。

– そう思います。世界が狭いほど「同質であるべき」、世界が広いほど「それいいじゃん」な傾向があるので、広い人の方が話が楽ではあります(笑)

既成概念で固まってしまうと、単純に”楽しい”と思えることが減ってしまうのがもったいないですね。

– その後帰国されて、現状に辿り着かれたのですね。

はい。
もともと携わっていた教育の延長で、プログラミング教育に関わりつつ、そのほかにも多様なチャネルを通して”面白い”をきっかけに、人々にいろんな可能性を見せてあげられたらと思っています。

企画して人を楽しませるということを続けられたらと。

– これは幼少期からですか?

はい、私は28才までバックパッカーをしていて、一人行動が多かったんです。
ただ、虚しくなった瞬間があった。

そこでブレイクスルーして、そこからは人を楽しませる、一緒に楽しもうとする行動が増えたというところです。

– わかります。人と完全に合意することはできないという疲れから集団を離れると、一人の虚しさを感じて、また共生に戻るというプロセスですね。

はい。
海外だと特に予想外のことが起きやすいので、相談しあえるコミュニティがあったほうが安心するんですよね。
情報交換に止まらず、写真撮影会など様々なイベントで行動を共にする人を募る動きを増やし始めて、この頃からコミュニティというものを意識するようになってきました。

– 一人で楽しむより、みんなで楽しんだ方が楽しいという気づきから今につながるのですね。

これから


(バーテン中の森山さん)

– 色々されていらっしゃいますが、特にこれからやりたいこと。

今、一番面白いと思っているのがドローンです。
海外から帰ってきて1年以上経ちますが、日本ってドローンを飛ばしている人や関わっている人がどうも少ないんですよね。

– 規制もあるのでしょうけれど、確かにあまり見ないですね。

私は、もともとドローン自体が面白いなと思って触っています。
都内はかなり規制が厳しいんですが、都内を離れると人口集中地区から外れるところが多くなるので、飛ばしやすくなるのです。

– そうなのですね!どの辺りで飛ばされていることが多いのですか?

最近よく行くのは松戸市の河川敷です。
一部飛行できる場所があります。
飛ばしたり、写真を撮ったりして、ランチをして解散というのをやっています。

– パッケージツアーの組成とかできそうですね(笑)

そうなんです。
ドローンは写真とも相性がいいので、女性にもウケやすいのかなと。

– 確かに、カメラ部などの活動は女性が多い気がしますね。

はい。あとは記念写真系もいいかなと。
小型ドローン(200g未満)であれば人口集中地区で土地の所有者の許可があれば飛ばせるので、地方だと特にやりやすいんですよね。

– 中国の深センもドローンに先駆的に関与していますが、海外とも相性がよさそうです。

はい、まさに中国・深センの企業DJIと提携できたらなと思っています。

– ドローン以外にも、ありそうですね。

色々とありますね。
ここまで話題で挙げていないものでいくと、神保町にある絵本屋さんで、ブックハウスバーというものをやらせていただいています。

– お邪魔させていただきましたが、とても素敵な空間でしたね。

書店の中にカフェやバーがあり、バーでは流行りの1日店長を、特別に私だけに認めていただいています。
ギャラリーなどもあり、個展にも良さそうですね。

– おかげさまで、Polarisでもイベントでお借りさせていただくことになりましたね。

はい、楽しみですね。

(イベント概要は追って当HPで告知させていただきます)

– 教育についてはどうお考えですか。

最近力を入れたいと思っているのは、政治と金融です。
必須なのに知らないことが多いですよね。
この二つがもっと身近になれば、人々の生活や思考も変わるのではないかと思っています。

– ”教育”という言葉をどう捉えていらっしゃいますか。

”教える”ではなく、”共に学び育つ環境”を作っていけるといいなと。

– 私も”Teaching”ではなく、引き出す”Coaching”の方が好きです。答えは本人の中にしかありませんからね。

そうなんです。
なので、僕は自分が「宇宙」のような存在になりたい。
それはただ存在するだけだけれど、その中に一等星も六等星も銀河も存在する。

– まさにプラットフォームですね。行動欲求の源泉はどこにあるのでしょう。

なんでしょうね、降ってくるんですよね(笑)
人生は一回しかないので、わくわくするものを追いかけていたいんですよね。

それに、自分が動くことで周囲が幸せになるならば、動きたくなってしまう。
どうすれば皆が楽しんでもらえるかを常に考えています。

– これからも多くの人を笑顔にされていかれそうですね。ありがとうございました!

Interviewee

森山さん

いやぁ、いつもは人の話を深堀りをしているのですが、久しぶりに自分自身を深堀りする機会になり、なにか新鮮でした(^^) 
「想いを伝える」というのは、やはり言葉にしてはじめて伝わり、そしてその言葉が元に行動に移せるものだと再認識しました。
普段の生活では、日常に追われてしまうので、なかなか新しいマインドにはなりませんが、このように想いを発する機会があると、さらに自分自身の行動にも変化が訪れるかなと思います。
私自身、いつも言葉にすることによって、行動が変わってきたなというのがあります。
皆さんもぜひ自分のやりたいこと、ワクワクすることを声にだしてみて、実際に行動してもらいたいと思います。
自分自身の生き方にワクワクし、楽しい人生を過ごすことができるはずです。
よかったら、ラジオ番組のゲストに出てみませんか笑

Profile

日本、香港、シンガポールを拠点に活動する教育活動家・パラレルワーカー。
現在は、最新テクノロジーを活かした、デジタル教育企業に在籍し「小中学生向けのプログラミング教育コンテンツ開発」の法人担当マネージャー。
大学卒業後、20年以上にわたる海外・アジアでの教育事業に関わる中で、日系学習塾のシンガポール法人代表や香港&シンガポール日本人学校教員、香港&シンガポールの補習校教員を経験。また「大人の社会科見学」というサークルをシンガポール・香港・日本で主宰し、新たな出会いや歴史・社会を学ぶ機会を提供している(3000名を超えるコミュニティメンバーが在籍)。
また本業の傍ら、写真家としての一面も持ち、朝日新聞報道写真月間賞・シンガポール日本人会報誌「南十字星」2013年大賞なども受賞。
2019年8月からは「ご縁応援貢献」をテーマにしたインターネットラジオ「ゆめのたね放送局」で「ボーダレス・スペース」の番組でパーソナリティーも務める。
人と人を繋ぐバーテンダーや未来を創るドローンパイロットとしての一面ももつ。香港永久居民ビザ所持。

ゆめのたね放送局「ボーダレス・スペース」
コミュニティーフォトグラファー
ドローンパイロット
ブックハウスバー
ボーダレスワーカー
Facebook

Interviewer

Nocchi

色々と着手されているもりもり先生。
ラジオにも出させていただきましたが、改めてその経緯に触れられてよかったです!
ありがとうございました。

合同会社N.FIELD代表
新卒でメガバンク入社、のちにIT企業の新規事業開発を担当。
現在は財務会計、人事労務からWebマーケまで経営・ITの総合コンサルティングを行う。
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