Vol.12 – 笹野 ゆい / 私が16歳からフリーランスとして働く道を選んだ理由

※内容は、2018年12月時点のものです。

考えて、悩んだって、何にもならないの。
できると信じて、やること。
そうすれば、不可能はないんだから。

いま

-現状について教えてください。

フリーランスでジャーナリストをやりつつ
スタートアップでPRをやっています。
某外資系メディアで営業サポートも支援しています。

-エンジニアでも士業でもない貴重なフリーランス!一週間の流れは?

3日間くらい雑誌のアシスタント。
毎日2時間くらい記事を書いて…
あとは人と会ったりとか。
人と会うことから仕事も生まれたりするので、大事な時間。
オフでも、常にオンに向けてスタンバイ状態。

海外行くと、もう遊んじゃうからダメだけど(笑)

-遊びそうだね(笑) 現在までの経緯は?

元々、16歳からフリーランスジャーナリストはしていて。
ファッション誌などに営業して仕事をもらっていました。
その後海外へ行って、英語を学びながら、
海外のジャーナリズムを知人に教えてもらえる機会があって。

経営トップの人たちと、仕事をしてみたいと思った。
だから、帰国後はスタートアップに関わるようになって。
日本を動かそうとしている人たちと仕事がしたい、と。

ベンチャーのPRにフルコミットとかも考えたのですけど、
彼らは自分の夢を追いかけてる。ワンプロダクト。
私は広くいろんなものを最先端で見ていたい。
だから、自分はジャーナリストだなって思いました。

-ジャーナリストに進んだきっかけは?

15歳の時に女性起業志望者に向けたセミナーに参加して。
私、地元は横浜なんですけど、東京に出てきて。
フリーランスってエンジニア職のイメージがあったのですが
私は文系だから、何ができるのかなって思った時に、
ライターならありえそう、となって、着手し始めました。

-いいですね。モチベーションを上げる方法、維持方法は?

私は、将来、自分のやりたいことが、決まっていて。
それを思い描いている時は、すごく楽しい。
ある意味、現実をみていない時かも(笑)

-なるほど(笑) 気分転換にしてることは?

んー、音楽聴いて、踊ったりとか。
あ、あと作詞をやっていた時期があって。
歌が上手いわけじゃないけど、海外でよく聴いてて。
英語で作ってます。今も、たまに。
将来はそういうことしてたいな。仕事じゃなくて(笑)

-好きなことがあると楽しいね。お気に入りのものは。

私、体力が下がるとモチベーションが下がるんですよ。
だからサプリは持ち歩いています。
これを忘れるともうテンション下がる(笑)

朝起きて眠いと、もう無理。
寝る前にビタミンB剤は絶対飲んでます。
自分の元気度管理って、結構大事だと思う。

-たしかに元気ないとやる気もおこらないもんね。

これまで

-子供時代、学生時代。

小学生の時は新体操をやっていました。
すごい真面目に毎日練習していて。

中学生になった時に、病気になったんです。
学校にも行けないし、もちろんスポーツもダメ。
自分のアイデンティティが喪失したわけです。

元々が優等生だったからこそ、軌道修正がもう無理だと思って。
15歳頃から病院に通いながら、日常生活はできるようになって。

でも高校は通信制しか見込めなかったし、
学校に戻ろうにも、もうやり方もわからなくなってた。
だったら自分にしかできないことを探そうと思った。

-そうなんだね。実際にフリーランスをやってみて、どうかな。

いやぁ…お金稼ぐって大変ですよね!(笑)
バイトもしたんですけど、あれは時給制限がある。
でもフリーランスだと、頑張ればそれが上がっていく。
となると、もう頑張っちゃいますよね!

-また、身体壊さないといいねぇ。

一時期へばってた時期はありましたよ。
何もしたくなかった。
やっぱり健康がモチベーションに与える影響は大きいです。

-そうですね。昔の夢やなりたかったものは。

やっぱり新体操の選手にはなりたかった、です。
選手生命がとても短いから、プロになった後は先生になりたかった。

あとは女優さんとか(笑)
実は前、事務所に入ってテレビにも出てたんですよ。
お金とか元気に余裕があるなら海外で俳優はやりたい。
でも今はジャーナリズムの方がやりたいかな。

-そっかそっか。昔の自分に言いたいことはありますか。

うーん、私はまだ突っ走ってる年齢だからな(笑)
でも、12歳の頃はとにかく焦ってた。
もっと、肩の力抜いて、休めって、言う、かな。
どうせ考えたって、なんにもなんないんです!
今はもう、マイペースでいってる(笑)

価値観

-ゆいにとっての、幸せ、とは。

仲間がいること。
お互いに、大事にしたいって、思い合える存在。

あとは余裕があること!
愛だけじゃ生きていけないですから!(笑)

-あはは!いいね。やりたいこと、欲しいもの。

20代のうちに、アメリカに行って作詞とかしたい。
芸術やアートの仕事…できれば趣味がいいけど(笑)
正直、仕事は、好きでやってる感が、私はないんですよ。
体のことがあるから、できれば余裕がある状態がよくて。

-じゃあ、いま5億円もらったらどうする?

えーっ…マイアミにある、欲しい家が5億円なの(笑)
でも、今なら仕事に費やすかも。今後の資産につながる土台。
資産を増やしたいっていう焦りみたいなものがある。

-5億円じゃ足りないな(笑)

100億円とかならもういいかなって思うけど(笑)
あとはそのクラスの人脈を作りたいかな。
とりあえず日本は出ます(笑)

-うんうん。嫌いなこと、やりたくないこと。

えー、いっぱいあるー(笑)
早寝早起き、あと仕事(笑)
これをやることでこれがもらえるみたいな。労働。
常に焦って金、金、みたいな状況、やだ。

あとは自分と合わない人と話している時間。

-価値観が違う人と出会った時どうしている?

自分の人生に必要不可欠か考えるかなぁ。
特に仕事で必要かどうか。
仕事で必要だったらもう腹括る(笑)

-ビジネスだねぇ(笑)

いやっ、でも、理解する努力はしますよ!
この人にもきっと友達とか家族がいるんだって。
その人のために頑張ろうって(笑)

-なるほど。じゃあ、恋愛と結婚ってなんだと思いますか。

それ、あたしも知りたいよ!(笑)
恋愛は…楽しいもの。精神安定剤。
だから安定しない恋愛は、私はいらない。別れちゃう。

結婚は…運命共同体ですよね。
欲しい家に一緒に住んでいる人を思い描いてる。
私の未来で、隣にいるであろう人。

-日本人無理そうね(笑) 家族とはなんだと思いますか。

え…心臓?(笑)
ないと死んじゃうもの。
私はお母さんがすごく大好きだから。
そのほかの家族も色々あったりするけど、大事なもの。

これから

-これからの働き方。

教育によって生き残り方が変わると思う。
自分の考えをもっているかどうか。

-じゃあ、これから日本はどうなると思うかな。

経済誌と仕事してると、日本を救おうとする人は多くて。
でも、人にフォーカスしたいかな。
頑張ろうと思う人は救いたいけど、後は知らない(笑)

-うんうん(笑) 自分の老後ってイメージつく?

若いうちにまずは成功したい。
あとは健康の確保。
ここで大事なのは情報の正確性なんです。

-なるほど。正しい情報って、どう見分ければいいと思う?

実際にやって結果を出している人の言葉か。
多くのケーススタディをきちんと見た人か。
プロフェッショナルかどうかですね。
だから周りにプロがいてほしいと思う。

-いいね!ありがとうございました。

Profile

笹野ゆい Yui Sasano

1997年生まれ。愛知県出身、横浜育ち。
16歳でフリーランスジャーナリストとしてキャリアをスタート。
19歳でカナダへ留学し、経済ジャンルに興味を持つ。
帰国後、より経営者の近くで学ぶため専門をビジネスジャンルに移行。
現在はビジネスコンサルの仕事をしながら、記事の執筆、スタートアップのサポートなどをしている。