Polaris Night #2 開催レポート

5月22日、Polaris Nightの第二回目を開催。
新しい職業、働き方を紹介していくPolaris Night。
会の様子をお届けします。

概要

コミュニティをビルドしていくとき。
コミュニティを安定的に回していくとき。

それは学校でも、部活でも、会社でも、経営でも。
人と関わって生きていくとき、すべての人が経験すること。

どうしてあのグループは仲がいいのだろう。
どうしてあのグループは自律的なのだろう。
自分の所属するグループを、潤滑なコミュニティにするにはどうすればいいのだろう…

実は、実際にコミュニティマネジメントを仕事にしているコミュニティ・マネージャーも色々と悩んでいます。
彼ら、彼女らが日々感じていることや、それにどう対処しようと思ったのか。
本音トークを聞いて、明日からのコミュニケーションに活かしてみませんか。

[ Polaris Night #2 ]

Time Schedule

19:00 開場
19:15 – 19:30 主催者よりイベント概要説明
19:30 – 20:15 登壇者紹介
・自己紹介
・各自の悩みとそれに対するコメント
20:15 – 20:20 休憩
20:20 – 20:50 テーマトーク
・事前アンケでの質問
・コミュニティの主旨や雰囲気が違う方がいらした際の対応
・コミュマネは誰に相談をすればいいのか
・育成と採用
20:50 – 21:00 参加者感想 / 写真撮影
21:00 – 21:20 交流会
21:30 完全クローズ

※ビール、チューハイ、ソフトドリンク&お菓子を提供

会場

Peatix Japan株式会社

登壇者

大底春菜 / TimeTicket コミュニティ・マネージャー


1991年 長崎県長崎市生まれ、広島大学出身。
2013年 株式会社ジャパネットたかたに就職、テレビショッピングのMCや企画や制作を担当。
2016年 合計100万円以上かけて自己投資。
2017年 タイムチケットコミュニティマネージャーに転職(CS、コミュマネ業務を担当)
2019年 タイムチケットで副業中。
(タイムチケット販売枚数300枚以上、購入枚数100枚以上2018年の年間売上11位)
世の中の「もの」「こと」「ひと」を繋ぐひとでありたい。

白勢竜彦 / Peatix Japan コミュニティ・マネージャー


インターネット広告会社でメディア収益化プラットフォームのコンサルタントを行う。
新規メディアの開拓から既存メディアの収益化拡大まで勤めた後、Orinoco Peatix (現Peatix Japan)へとジョイン。
延べ1万件以上のイベント事例を見てき、自身でも多くのイベントに足を運んでいる。
また、各種イベントへのコンサルティングやアドバイス等も行い、現在も数人のワークショップから1万人規模の興業系イベントまで様々なイベントをピーティックス内でサポートしている。
自身も数千人規模のイベントの主催チームの一員。

吉田めぐみ / co-ba shibuya コミュニティ・マネージャー


1988年宮城県生まれ。大卒後、就職せずに海外を放浪。
その中で人生を豊かにするのは出会いやご縁だと実感し、人と人との関係性がダイレクトに影響する場づくりに興味を持ち始める。
国内外の教育現場に携わった後、2016年3月株式会社ツクルバに入社し、現職。
「ご縁=未来のワクワクを創造させるもの」と信じ、co-ba shibuyaが新しい何かと出会うきっかけの場となるよう、活動に従事している。

モデレータ

Nocchi / FolioWorks Founder & Polaris コミュニティ・マネージャー

自律分散型社会の構築を目指し、ポートフォリオワーカーの育成支援を行なっている。
複業支援のPolarisと、ビジネス・グラフィックのGRAPHICULの2コミュニティを運営。

会の様子


参加者は直前までバタバタと増え、おかげさまで30名近くの方にお越しいただきました!
約半数が20代ながら、30~40代の方も多かった今回。
社外などでコミュニティを立ち上げようとしている、既に活動されているみなさまがいらしており、そのマネジメントについて学びにいらっしゃっていました。
ベンチャー企業で、現役でコミュニティ・マネージャーされている方も3-4名参加。

事前アンケートで、コミュマネに聞きたいことは大きく2つ。

コミュニティ・マネージャーという職業について

・どういう経験値が求められるか
・今後のキャリア、発展性

これについては、雇用元によるが、イベント企画からCS、総務まで幅広い業務対応が求められるため、それに順応できること。
コミュニティ形成という仕事を心から好きだと思えること、などが挙げられました。
キャリアについては、コミュニティ・マネージャーという職業をそもそも目指して雇用に至っていない場合も少なくなく、自分が作りたい世界観の上にあるポストなので、その世界観の醸成を追いかけることになるのではという回答が。

コミュニティ・ビルディング

こちらについては、初期と後期に分かれました。

初期は、新規の方と常連さんの融合方法や、ファンの作り方。
後期は、自走するコミュニティの作り方。

いずれも、イベントなどでは、新規の方を一定数確保すること。
初期から彼らに役割を持って主体的に動いてもらうこと。
コミュニティ・マネージャーが周囲にファンを作り、そのファンの皆さんからコミュニティを広げて行くこと、などが挙げられました。

コミュマネは誰に相談をすればいいのか

他にもトピックはございましたが、おもしろかったのでこちらについて一部ご紹介。

悩みを共有するのが難しいので、他社のコミュマネに相談をすることがあるとの回答。
社内で相談できる場合には、身内で相談するようです。

コミュニティを作り、人が集まって行く状態を作り出すコミュニティ・ビルダー/マネージャー。
職業で肩書きとしてもっていなくても、スナックのママや保健室の先生も同様のものと言えます。
社外でNPOや一般社団法人を立ち上げる人、起業家、管理職なども該当するでしょう。

いずれにしても、悩みを共有・理解するには、同じ課題感をもっていることが必要。
ということで、今後もコミュニティ・ビルダー/マネージャーと呼べるみなさまの交流となる場をお作りしていきたいと思います。

今後のイベント


Polaris Night #3は、少し趣向を変えて。
イノベーターの思考回路”エフェクチュエーション”について、体系化した本を日本語訳された吉田先生にお越しいただきます。
対談相手として、社内でのイノベーションに取り組まれる粟島さんをご招待しております。

みんなが”コミュマネ”になる時代へ向けて

これからの働き手に求められる、「コミュニケーション能力」と「事業企画力」。
そして、複業時代、誰もがコミュニティをもったり、作ったりします。
新しい世界と、横つながりの家族を、みんなへ。

今回の登壇者たちで、PeatixのPちゃんと。
引き続きよろしくお願いいたします。